書を捨てよ、町へ出よう
寺山修二リスペクトな感じから始まる今回の雑記
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「街へ出よ」という言葉を私は「自分の知らない異世界へ飛び込め」
という風に勝手に解釈し、自分が何か行動する時の糧としてる
今置かれてる状況もその帰結の一つだ。
実際留学と一口に言ってもその有りようは多様だ。
MBA留学などではずっと課題課題でお勉強漬けの毎日だといことを聞くし
自分の身の回りではストリートダンスの為に留学にいくという人もいた。
個々人の生き方と同様に人それぞれの目標があり
その目標に向けて一生懸命進んでいる
一方の自分というのは、ただ単純に今まで海外に行ったことがなく、
異国で住むということがどういうことなのか知りたいぐらいの軽い気持ちと
ある程度決定した自分の将来像を実現するという決意が半々に入り混じっている
非常にアンビバレントな状態でここまで来た。
一方では、完全に自分の選択肢を絞って目的をもって外へ出る。
一方では、自分にはまだ何かあるはずだと可能性を模索している。
今この瞬間存在している自分とは異なる世界線に思いをはせている。
こんな寓話があった気がする。
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井戸からずっと出たがっていたカエルさんが二匹
無事に井戸から出ると
一匹は「俺はもっと広い池という所に行きたい」
もう一匹は「俺は取りあえずこんな井戸よりもっといい所を探すよ」
前者はすぐに池を発見しそこで自由にのんびりと暮らしました。
もう一匹は結局放浪するだけで干からびて死んでしまいました。
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僕はさながら後者より。。。
人生短いから何かフォーカスしないとってよく言われるのだが
もっとたくさんの事を知ってみたいという気持ちが抑えられない。
でも人間には限られた時間しか与えられていない。
そんな自分の立場を考えるとその先には破滅しか待っていないだろう。
寺山修二ならなんてアドバイスするだろうか。
そもそも彼のアドバイスなんてめちゃくちゃだろうから、
聞くのも危なっかしいなあ。
どうしようかなぁ・・・・
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そんなことを考えてサンタクララを歩いていたら、
バスもタクシーもないだだっ広い道に入り込んでしまって
目的地まで歩かざるをえずその後2時間歩きっぱなし
強烈な日差しの中で寓話のカエルみたいに干からびて本当に死にそうになりました。
始めから行き方を決めないとかないと、
僕みたいになるから皆さんは賢く生きましょう(行きましょう)